2011年12月6日火曜日
ふたつの目
今日は髪を切った。
ひさしぶりに前髪を短くした。
そのあとまつ毛パーマをした。
それもひさしぶりだった。
前髪を短くすると気分が高揚した。
視界がすっきりとして、まるで世界を全部見渡せるような気分になる。
髪型を変えただけで人生が変わるとは思わないけれど、
人格は少し変わるような気がする。
髪型とはそういう役割が少なからずある。
ありとあらゆることに諦めがつきまとっている。
政治も環境問題も人類の未来も、
なりゆきに任せるしか他無い、と考えている。
しかしこれはあくまでもわたし個人の思いであり、
感覚であって、言いたいことがある人は、
自由に想いの丈をインターネットにぶちまければいい。
なにか不満があればインターネットは全てを飲み込んでくれる。
嫌だと跳ね返すことは一切無い。
そんな懐の大きくて安心する存在、
それがインターネットだ。
「男達の言うことにはうんざりだ」
というのがわたしの本音だ。
男達主導の政治、男達主導の地域復興、
男達主導のありとあらゆる何か。
わたしは全てを信用していない。
勝手に語り合い、勝手に主導権争いしてくれ、と思う。
その間わたしは全然違う世界を夢見る。
「わたしはわたしの観たい夢を観る為にやってきた」
と、はっきりとそう思っている。
生きて死ぬ。
その間のある命の交錯を、わたしは必死に見つめている。
人々の美しさを注視し、わたしは夢見心地だ。
この世は地獄で天国。
その二つの側面は地球上のどの場所にもあって、
その二つからは逃れられず、
だとしたら出来るだけ天国である部分を、
眺めていようと、そう、心に誓うか誓わないか、
人生とはただそれだけの違いなのだろう。
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