「息もできない」
前々から、いい映画だと噂にきいていて、
とても気になっていた映画なのだけど、ようやく観れました。
なるほどこりゃいいわ、と思ったのだけど、
なにがどういいって、言われると難しいですが、
ものすごくストレートに「暴力」に関して描かれていると思います。
それから「暴力」につきまとっている諸問題に関しても。
人間を理解する為に必要な類いの映画だと思います。
あと、韓国のテレビドラマは金持ちしか出てこないのですが、
映画のほうがきちっと現実というか、
庶民の生活感が溢れる作品に仕上がっていてなんだか安心しました。
普通に街中を歩くシーンに涙しました。
「ビッグフィッシュ」
ツイッターで「ビッグフィッシュ」の文字が流れてきて、
気になっていたら、「息もできない」を借りにいったところ、
ちょうど下の棚に置いてあったので借りてみました。
とてもよい映画でした。
やっぱり言葉や物語の力ってすごいなー、
と、改めて感心させられる映画でした。
物語の中を生きて、最後には物語の中に帰っていく感じが、
じんわりました。
アメリカのああいう能天気なところが大好きです。
女の子の服もかわいかったし、ビジュアル的にも素晴らしかった。
人というのは心のどこかで、
「こういうことがあったらいいな」と思っていて、
それをうまく作品として創られて見せてもらえると、
とても救われた気分になることがわかりました。
なんとなく星野源の「子供」という曲を思い出しました。
ファンタジーを通り越してホラー。
そんな映画だと思います。
ちなみに2回ぐらい号泣しました。
「アバター」
金曜ロードショーでさっきテレビでやっていました。
普通にすごくおもしろかったです。
映画館でみたら心臓がいくつあっても足りないであろうぐらいに、
ドキドキしました。
ベースは宮崎駿の世界だなーと思ったり、
あと、インディアンの世界観をすごく思い出していました。
白人が地球上には侵略するところがなくなって、
いよいよ宇宙にあるどこかの星を支配しにいくような、
そんな現実味がありました。
それから白人は本当にひどくて理不尽なことをやってきているなぁ、
と感じました。
人間が当たり前のように自然エネルギーを搾取し続ける行為が、
ものすごく野蛮で傲慢のような気がして、
このままだと本当いけないんだろうなぁ、と漠然と思いました。
あと宇宙人と地球人の関係がひっくり返った感じが、
ある意味、発明だとも思いました。
映像も当然のごとくすごかったです。
こんな感じで今週はテーマがばらばらの映画を、
何本か観たようなかんじです。
0 件のコメント:
コメントを投稿