2012年4月3日火曜日

パーマと猫


久々にパーマしました。
ボブでのパーマは初です。
テンション高い人っぽくて楽しいです。
新しい髪型にしたら自分で自分を写真でとって公開したくなる、
自意識過剰な女子高校生のような癖があるようです。
こういうこと何歳ぐらいまでやるんでしょう。
やれるところまでやろうと思います。

昨日やっとフライヤーが刷り上がったので、
今日知り合いのお店に配りに行こうと思っていたのですが、
ひどいお天気なので、明日に持ち越しです。
明日はいい天気になるといいなぁと思います。

そういえばこないだ病室でお母さんと食べたポンカンがおいしかったです。
あの感じはお母さんがいなくなったら思い出す場面のひとつになりそうです。
すごく仲がいいというわけでもなくて、
腹が立つことがたくさんあって、ケンカもするし、
「本当にもう嫌だ。なんでお母さんはいつもああなんだ。」
と、全部放り出したくなる瞬間もあるし、
でも、いっこいっこ積み重ねていくんだろうと思います。
覚悟とか、なんかそういうものを。
ただ必要なものは覚悟なのかもしれません。
受け入れる覚悟、受け止める覚悟。

なんか面白い漫画ないかなー、と本屋をうろついていたところ、
「ガラスの仮面」の最新刊が出ていました。
あきらかに表紙のマヤの顔と体のバランスはおかしいです。
鳥肌いっぱい立つんだろうな〜と思ったら、
今回はそうでもありませんでした。
ただ、イルカのペアのネックレスは、やっぱり「ぞわっ」となります。
あと、桜小路くんは「ぞわっ」指数が高いです。
スミレさんもいい感じに狂ってきて楽しいです。
昼ドラ、もしくは女性週刊誌の漫画みたいです。
人間はいつ死ぬか解りませんが、
最終回を読んでから死にたいです。
でも、私よりも最終回を読みたかった人たちが、
多分たくさん死んでいるのだと思うと、すごいなぁ、と思います。

他にいい漫画あるかなー、と思ってうろうろしていたら発見したのが、
「25時のバカンス」という市川春子さんという方の作品です。
“海底から月、宇宙へ。生命の彩りはどこまでも。”
という帯の言葉にも惹かれましたが、
【市川春子】という今時古風な名前にも惹かれました。
高野文子さんの漫画を彷彿とさせる、
あっさりとした絵柄で、構図もよく似ているのだと思います。
きっとすごく影響を受けたのでしょう。
「人間の形をした人間ではない生き物たち」
が、出てくるのですが、その孤独な空気感が、
漫画全体に漂っています。
でも、その孤独さは、とても居心地のいい孤独なのです。
台詞もすごくいいです。
「寂しいのは悪いことではありません
他の存在に感謝できます
孤独は生まれてから塵に帰るまでの苦い贅沢品です」
他にもいろいろいい台詞が出てきます。
久々にジャケ買いして、いい漫画に巡りあえたなー、と思いました。
なんとなく「蟲師」を思い出しました。
天才とか特異能力を持った人間独特のさみしさのようなもの。
そういったものを題材にした作品にこの頃縁があるように思います。

■おまけ
猫がカメラ目線でいい感じです。


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