2011年7月3日日曜日

ゲーム音楽の魅力



今日やっと朝顔が咲きました。
起きたときはすでに花はしぼんでいたので、
咲ききっている姿はまだ観ていません。
明日は早起きしてその姿を写真に収めたいと思います。

サカモト教授のピアノリサイタルを観に、
名古屋の中電ホールに行ってきました。
名古屋でおいしいものをたらふく食べようという欲望を満たす為に、
朝ご飯を抜いて電車に乗ったところ見事に貧血になりました。
久しぶりの貧血で相当焦りました。
吐き気、目眩、肩こり、冷や汗、顔面蒼白、
体がどんどん硬直していき、手足が冷たくなって力が入らない、
あの感じ。
まだ座っていたのでマシだったのですが、
もし立って居たらと考えるとぞっとします。
名古屋駅に着いて速攻アリナミンVを購入しました。
それでも不安だったので、薬局でファンケルの鉄を買いました。
この鉄が1000円ぐらいして高かったです。
会場の近くのお店で適当にランチを食べて中電ホールに行きました。
中電ホールは中部電力本社の横にあるホールです。
電力会社は立派なホールを持てるぐらいに稼いでいるんだなぁと思いました。
受付を済ませ、物販コーナーでTシャツとCDを買って、
来ているお客さん達をぐるりと眺めていました。
女の子も結構いましたが、やはりみんなゲームが生き甲斐で、
おしゃれとかそんなものには無頓着な雰囲気の人たちが多かったです。
私はライブだけの参加だったのですが、
ライブが終わったあと、サカモト教授とファンが親睦を深める2次会や、
カラオケ屋でみんなとゲームをする3次会が企画されていて、
そのシステムが普通のライブじゃないなと思いました。
ちなみに2次会には109名もの参加希望者が集まったそうです。

14時から18時前までの3部構成のライブで、
まず1部目がサカモト教授によるキーボードでの演奏でした。
大げさなホールの会場で、頭にファミコン乗っけて、
赤いマントを着てキーボードに向っているおじさんは、
確かに滑稽でした。でも、motherやドラクエやマリオ、
ファイナルファンタジーやクロノトリガーなど、
わりと知ってる曲を弾いてました。
でも、やっぱり知らないゲームの音楽も弾いていて、
会場のお客さんはいちいち反応したり、
当たり前のように、よくわからないところで笑ったりしていたので、
「やっぱりみんなゲームをやり込んでるんだなー」と、思いました。
2部はホールでの演奏らしく、高価なグランドピアノで弾いてました。
しかし、音楽の内容はあくまでもゲーム音楽で、
演奏者も頭に乗っけているものをファミコンからスーパーファミコンに変えた、
ただの怪しいおじさんです。
音楽もさることながら、このギャップがかなりおもしろかったです。
お客さんのリクエストに答えて演奏する場面もあったのですが、
その中で「星のカービィをしっとりめで」というリクエストがあり、
私は小学生の頃、星のカービィが好きだったのですごく嬉しかったです。
しかも、しっとりめというのがすごく良くて、思わず涙ぐんでしまうほどでした。
3部はサカモト教授と3人のセッションでした。
バイオリンのかた2人と、ピアノのかた1人で、順番に演奏していました。
ピアノの人がマリオの格好で登場して、
高価なグランドピアノを演奏している姿はやはりおもしろかったです。
全部終わって、ロビーでサカモト教授と握手や、サインや、写真が撮れる時間が
設けられていましたが、新参者の私はスルーして帰りました。
ラシックに寄って、天下一品のラーメンを食べたかったのですが諦めて、
名古屋をあとにしました。

やっぱり私の音楽体験の根本にゲームの音というのがあって、
それを聴くと懐かしいのと同時に、
なんともいえないワクワク感が蘇ってくるのです。
ゲーム音楽にしかない魅力があって、
それをきちんと理解して表現しているサカモト教授は、
やはり貴重な存在なんだと思いました。

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