2011年7月26日火曜日

メトロポリス


DE DE MOUSEのMVに影響を受けて、
久しぶりに「メトロポリス」を観ました。

大学生の頃、一度観たことがあるのですが、
ラストに号泣してしまい、ものすごく印象に残っていて、
久しぶりに観たらやっぱり泣きました。

原作が手塚治虫で、脚本が大友克洋という、
日本アニメ映画史に残るべき作品なのですが、
国内での評価がとても低い。
確かにストーリー展開が薄っぺらくて雑な感じではあるけど、
映像は緻密で非常に美しいし、
なによりティマがめちゃくちゃかわいい。
そして見終わった後に「ずーん」と心に残るものがある。
崩壊する場面も、レイ・チャールズの
「I CAN'T STOP LOVING YOU」という曲が思い切って使われていて、
それによって崩壊の悲壮感が緩和されているし、
よりぐっと伝わってくるものもあるし、
歌詞もけんいちの心情にぴったりなのだ。
音楽が映像とちぐはぐと言われているけど、
私はあえてあの場面に軽快なジャズが流れているからこそ、
少し救われた気持ちになるのだと思う。

やっぱティマがかわいいというのが大きいな。

昨日のハリーポッターでもそうだけど私は子どもに非常に弱い。
どうもピュアな生き物に反応してしまうらしい。
ティマはピュア度ベスト1位。
人間じゃなくてロボットというのがまたいいのだ。

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