DE DE MOUSEのMVに影響を受けて、
久しぶりに「メトロポリス」を観ました。
大学生の頃、一度観たことがあるのですが、
ラストに号泣してしまい、ものすごく印象に残っていて、
久しぶりに観たらやっぱり泣きました。
原作が手塚治虫で、脚本が大友克洋という、
日本アニメ映画史に残るべき作品なのですが、
国内での評価がとても低い。
確かにストーリー展開が薄っぺらくて雑な感じではあるけど、
映像は緻密で非常に美しいし、
なによりティマがめちゃくちゃかわいい。
そして見終わった後に「ずーん」と心に残るものがある。
崩壊する場面も、レイ・チャールズの
「I CAN'T STOP LOVING YOU」という曲が思い切って使われていて、
それによって崩壊の悲壮感が緩和されているし、
よりぐっと伝わってくるものもあるし、
歌詞もけんいちの心情にぴったりなのだ。
音楽が映像とちぐはぐと言われているけど、
私はあえてあの場面に軽快なジャズが流れているからこそ、
少し救われた気持ちになるのだと思う。
やっぱティマがかわいいというのが大きいな。
昨日のハリーポッターでもそうだけど私は子どもに非常に弱い。
どうもピュアな生き物に反応してしまうらしい。
ティマはピュア度ベスト1位。
人間じゃなくてロボットというのがまたいいのだ。
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