2012年3月27日火曜日

まる・びはーぐ


昨年、震災を受けてインド渡航中に「へまんと」を発表したU-zhaanさんが、
今年は、シタール奏者の世界的にすごい人らしい人を迎えて、
「まる・びはーぐ」という曲を発表しました。
↓ここでダウンロードできます。
http://u-zhaan.com/
酒とか温泉とか、感想が出てきてますが、
酒とか温泉とか、の感覚でダウンロードしてみるといいと思います。
とにかく、「なんだかすごいし、なんだか気持ちがいいぞ」
という音楽です。
今回も本秀康さんのアートワークが秀逸です。
4/25(水)には伊勢のカップジュビーで彼の演奏が聴けます。
今度は日本人のすごいサントゥール奏者とやってきます。
お近くの方は是非お越し下さい。
やっぱり酒とか温泉を楽しむ感覚でやって来るのがいいと思います。

リチャード・ブローティガンの「愛のゆくえ」を読みました。
日本の現代文学に多大な影響を与えているということで読みました。
平易な言葉で読みやすく、それでいて深い世界を表していて、
乾いたユーモアや優しさ、孤独な人々、なんかも、
「村上春樹」そのものなんじゃないかと思いました。
日本中が村上春樹の文学を愛するように、
アメリカや世界中で受け入れられるのも、
村上春樹がリチャード・ブローティガンなどの、
アメリカ文学から、現代文学の本質、を深く理解して、
作品に反映させている術を持っているからなのではないかと思います。
現代の人々は何に悩み、苦しみ、生きづらさを感じているか、
その部分を明確に理解し、そして切り取ることが必要です。
表現の意味、作品の意味を、
もう少し色々考えようと思いました。

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