私の人生が突如、怒濤のタナカカツキワールドに入り込んでおります。
つまるところタナカカツキ氏の世界というのは、
ある種の「原風景」が詰まっているのではないかとおもう。
細野晴臣氏の音楽にも通ずるもの。
私たちはいつだってもと居た場所の風景に憧れにも似た郷愁を抱いている。
その気持ちを喚起させられるのだと思う。
岡本太郎氏の世界と見事にコラボレーションして、
アニメーションで生き生きとした光景を見せてくれる。
絵画の中で静止した状態で描かれていた色とりどりの線は、
命を宿らせたかのように動き回り、
とても愉快でエネルギシュな世界として立ち現れている。
岡本太郎の世界のより正しい見方を教えてもらったような気がしている。
タナカカツキ氏といえば、天久聖一氏とのバカドリルが有名だけど、
バカドリルを観ているとふとバカリズムを思い出す。
こないだIPPONグランプリを観ていて、
バカリズムの大喜利の強さに驚いたのだけど、
あの大喜利の回答はバカドリル的要素が大いにあると思う。
バカリズムが普段一体どんなネタを披露しているのか、
いまいち正確に把握していないのだけど、
ちょっとギャグ漫画家のような部分はあるのではないかと思う。
今度レンタルビデオ屋でバカリズムのDVDを借りて確認してみようと思う。
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