2010年10月24日日曜日

点在する小宇宙

昨夜はリクオさんライブ@カップジュビー。
星野源とおおはた雄一とハナレグミと荒井由美のカバーが聴けた。
どれもこれも素晴らしくじっと聞き入っていた。
オリジナルの曲もとてもよかったです。
その後深夜2時までみんなでお喋り。
たわいもない事から深い事までたのしかった。
20周年記念イベントもあるようです。
HPはこちらhttp://www.rikuo.net/

昼は家から徒歩5分の場所でやっているフェスにぶらっと出掛ける。
和太鼓や笛の音に引き寄せられながら会場に向かうと、
子どもとお年寄りがたくさんいる。
素朴なお菓子や食べ物が売っている。
自治体で地道に催されているという感じ。
なんでもない田舎の町の小さなお祭りなんだけど、
なにか例えようのない居心地の良さを感じた。

子どもが蹴鞠をしていた。
大音量でハワイアンが流れる中おばあさんがフラダンスをしていた。

そこにあるのんびりとした空気は、
沖縄にもハワイにも通づる、でもそれとはやっぱり違う、
平安時代に築かれた一時代にこの場所に住んでいた人たちの世界だった。
私はもっとこの場所について知るべきことがあるようだ。
そしてうまく伝えていくべき世界もあるような気がする。

機織り機でコースターも創ってみる。
今度はランチョンマットも創ってみよう。

私が昨日この土地で感じた発見は、
岡本太郎が縄文土器と出会って「なんだこれは!?」と驚愕した感覚と、
似ている気がする。
私が人にもっと知ってもらいたいのは、この土地にあるこの空気感。
一時代に築かれた小宇宙。
伊勢にある宗教、政治、金、という人間の俗世界から、一歩ズレた世界。
その世界を感知し、住む者として、愛すべき使命がある気がする。

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