まずはそれから消費することにした。
ホットワインは熱燗の洋風であり、冬に飲む飲み物である。
ホットワインも熱燗もカップに顔を近づけると、
アルコールが蒸発するのが目や鼻に当たり非常に飲みづらく、
ふがふがしてしまうのが難点。
ああ、だから熱燗はお猪口で飲むんだ、だからぬる燗なんてものがあるんだ、
と納得した。
しかし、どうしてもワインを暖めすぎてしまい、
毎回ふがふがしてしまう。
ぬるいと冷めるのも早いしね。でもやっぱりいいなぁ、ホットワインは。
昨日はだいぶと食を我慢し、一晩で0,5kg減ったのもつかの間、
今日は寿司屋に行き、寿司をたらふく食べてしまった。
母親が残した分までぺろり。ふりだしに戻る。
まさににすごろくのあの感じとおんなじ。
明日は友達とご飯食べにいくし。道のりは遠いなぁ。
突然話しは変わり、縁あって、私はときどきイベントのオーガナイズをする。
私が「しよう!」と思ってするのではなく、
「して。」と頼まれるので「うん、する。」となるのだけど、
そこでのやりとりはすごく自然な流れなので、私は必然的にそれをしている。
オーガナイザーはとにかく人を集めるということをしなくてはいけないのだけど、
それがなかなか難しい。
イベント内容そのものは、本当に素晴らしい内容で、
「三重県でこんなイベントができるなんてほんとすごい!みんなに知らせなきゃ!」
という気持ちでいっぱいになり、居てもたってもいられなくなるのだけど、
周囲を見渡すとなかなかその気持ちを、
受信してくれそうな人物が居ないことを思い知る。
受信してくれそうな人物が居ないことを思い知る。
「来てね!」ていうのは出来るけど、
その人がほんとに楽しめるだろうか、と考えた時にやっぱり未知数だし、
変に相手に「友達のあれだし・・・」みたいなノリで来てもらっても悪いし、
やっぱり本人がそこにある情報と向き合って、
「行きたい!」「たのしそう!」という、
「行きたい!」「たのしそう!」という、
純粋にビリビリした感触を感じて来てもらいたいし、うーん難しいところなのだ。
そしてこの“ビリビリとした感触”は本当に人それぞれ、
その人のものなのである。
ビリビリ感を伝染させていくにはどうしたらいいのかというと、
フライヤーの見せ方もあるだろうし、本人の伝え方もあるだろうけど、
やっぱり本当はそこにある情報、それ自体から発せられるエネルギーを、
うまく抽出して、感度のよさそうな人を見抜いていき、
的確にそこに伝えていくという作業の精密化だろう。
街にフライヤーを置くとか、ネットで告知する以外にも、
やはりそこで重要になるのは人と人とのネットワークだ。
しかし、そのネットワークも注意深く人付き合いをしていないと、
自分が発信したい情報が無駄に終わる事もある。
この土地のどこかにいるであろう、本物を観たがっている人たちを、
もっと発掘できたらいいと思う。
とは言っても、数年前に比べたらだいぶマシになってきた方だ。
イベントのオーガナイズという作業に関わる事は、
情報の流れつまり大きなエネルギーの流れを産み出しているのであり、
それに関してはすごく意義の在る事をやっていると感じる事が出来る。
私自身ほんとうにありがたいことなのだ。
もっと純粋に関わっていけたらいいと思う。
そこにあるエネルギーそのものを誰かに届ける仕事に徹して、
この場所の空気感が徐々に変化していけばいいと思う。
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