2011年8月31日水曜日

ミラクル

今日突然パソコンのキーボードが治りました!
めんどくさがって修理出すのさぼっててよかった〜。
めんどくさがりの勝利を噛み締めました。
「ラッキー!」と思いましたが、
水こぼしてキーボードが使えなくなった時点で、
アンラッキーなのであり、心の底からラッキーと思う事は間違いだと、
気付きました。
プラスマイナスゼロで、「普通」、
おみくじで言うと「末吉」レベルの幸せです。
とにかく、修理代3万〜5万(推定)を払わなくて済むのがなによりです。
助かりました。

ブログを更新していない間に色々あったような、
なにもないような、そんな特に何の変哲も無い日々でしたが、
ひとつだけ嬉しい事がありました。
それは友達DJポコニャンの二人が、なんと、
りんご音楽祭のおやきステージに出演が決定しました!
まさかこんな日がやってこようとは!
ひとり1時間でたっぷり2時間もあるのでほんと楽しみです。
色々な意味で特別なフェスになることは間違いなしです。

Wミラクルが起きた8月も今日で終わりです。
台風も近づいてきていて外は強い風が吹いていますが、
明日はもう9月です。
9月は楽しそうな事がたくさんあるので楽しみです。
人生楽しみたいと、最近素直にそう思えるようになって、
これも成長の証なのかもしれません。


2011年8月29日月曜日

ASA-CHANGのタブラボンゴ

引き続き漫画喫茶から更新しております。

先日神戸のグッケンハイム邸で大好評だった、
ASA-CHANGによるタブラボンゴのワークショップが名古屋で開催されます。
打楽器に興味がある方、何か楽器を始めてみようかと目論んでいる方、
ASA-CHANGが優しく丁寧にレクチャーしてくれるみたいですよ!
タブラボンゴも買えるし、改造の仕方も教えてくれるし、
音の出し方までまるごと全部ASA-CHANGが教えてくれます。
9月10日11日のたっぷり2days。
またとない貴重なチャンスなので興味のある方はぜひぜひ参加を!

詳細はコチラ
http://tribal-arts.net/hpgen/HPB/categories/10133.html


たのしそうだなぁ。

漫画喫茶からこんにちわ

おひさしぶりです。
漫画喫茶から更新してみるという裏技に出てみました。
とっとと修理に出せよ!という話なのですが、
まぁ、ナマグサな私なのでもう少し寝かせてそのうちだそうと思ってます。

昨日はバイト先でお客のおばちゃんに、
「顔小さいわね~男か女かわからないわ!」と言われ、
「ですよね」とへらへらと情けない笑みを顔に浮かべることしかできませんでした。
そんなほろ苦い思い出しか残らなかった夏も、
終わりの気配をみせてきた8月最後の週末は、
二日連続地元のイベントに行ってみました。
国府の浜というサーファーに有名なきれいな浜の近くでのイベントだったのですが、
お客さんはほぼサーファーで肌を焼いた人々に紛れて、色白の女二人で行きました。
ボサノバやレゲエのようなリズムに乗せて、
三重のラッパーがラップする姿には驚愕しました。
ラッパーの隣では思い切り尺八を吹いているおじさんもいて、
めちゃくちゃで適当でしたが、野外だし、
お客もほとんどサーファーだし、なんともゆるく、でも斬新で、
時々本気を出す変なライブでした。
地元のことを歌う曲もあり、なんとなくいろいろ考えさせられました。
大阪出身憂歌団好きの漁師さんの歌は素晴らしかったです。
地元密着、地元愛が溢れる年齢層高めのイベントでしたが、
こういう感じも悪くないと思います。
半分「海みたい!」という気持ちで行ってみたライブでしたが、
夜だったので海は真っ暗で、波もゴーゴーという荒々しい音を立てていて、
おそろしかったです。
どうしても「津波がきたらまずいだろうなぁ」と想像せざるを得ませんでした。
それでも、たくさんの人たちがこのあたりで暮らしていて、
遠くからいい波に乗るために多くのサーファーがやってくる場所で、
きっと、今回震災で津波でやられた浜もそういう場所がたくさんあったんだろうと思います。
それでも、人は海を愛さずにはいられないし、海の近くに家を建てるし、
この星に産まれた限り海とともに生きていくのだと思いました。

日曜日は津に行ってきました。
こちらも海辺にある建物でのイベントだったのですが、
もう閉めてしまうということで、ラストのイベントに行ってきました。
一度も行ったことはなかったのですが、
10年以上その場所でライブをしてきたということで、独特の空気がありました。
この場所もかなりローカルで、地道に音楽の活動している人たちに
開かれている場所でした。
ずっとある種類の特定の何かを発する人たちの集いの場だったのだと思います。
そういう人々の何かが色濃く染み付いている場所だと思いました。
場所に引き寄せられ場所に居つく。
そういうものなのだと思います。
最後だったけれど、どんなものか見れて感じれてよかったです。

「地元」について深く感じ考えた週末でした。
これは一生を通じてこれからもいろいろ考えてゆくことだと思います。

2011年8月16日火曜日

現代日本における音楽家に影響を与え続けている仏教的思想

繰り返される諸行無常。蘇る性的衝動。


ローリンローリン、回り続ける運命に運ばれて。


ASA-CHANGとじゃんがら念仏踊り。




真夏に降る雪

昨日はドミューンで「8.15同時多発イベントFUKUSHIMA!」を観ました。
エンケンを観られなかったのは残念だけど、
遠藤ミチロウ氏から観る事が出来ました。
七尾旅人×原田郁子スペシャルバンドは亡くなった人たちへの想いであり、
生きている人たちの心を慰める選曲だったように思います。
「繰り返される諸行無常」と歌う向井秀徳氏が、
「ローリンローリン」に参加したのは画期的だと思いました。
あと忌野清志郎氏と原田郁子氏が共作した「銀河」を
歌ったのも素晴らしかったし、
七尾旅人氏と原田郁子氏が声で、
ユザーンさんがホルンで歌った愛燦々もよかったし、
圏内の歌ももちろん必須だったし、
ハラカミさんの曲にユザーンさんがタブラを乗せるのは間違いないし、
とにかく全てに行き届いた意味を感じられて、
ぬかりなしといった具合でした。
そして終わりと始まりに月が映し出されたのが印象的でした。
ここのところ月を意識していたので。
もしかしたら亡くなった人の魂は月にあるのかもしれない、
とひとつの仮説を立ててみたりしました。

ふとハネムーンという言葉が浮かんできたので、
ハネムーンについて調べたりしました。
「キセルにハネムーンて曲あったなー」
と思い、youtubeで探してみたところ、
「キセルmeets細野晴臣しんしんしん」が出てきて、
そう言えばずっと聴いてみたかったことを思い出して聴いてみた所、
尋常じゃなく素晴らしく、真夏であるにも関わらず鳥肌がたちました。
こりゃあライブで聴いてみたいです。


こちらが本家。


東京シャイネスライブバージョン。これまたかっこいい。


てことで、一体何を気になって知りたかったのうやむやになったことろで、
ベッドにごろんと横になって、カーテン全開で月光浴をしながら寝ました。

2011年8月10日水曜日

ここ数日のこの世のいろいろ

昨日は女子らしく友達とカフェをはしごしてみました。
地元にひっそりと、オーナーが確かな情熱を注ぎ込んで作られたお店は、
その人の作品であり、その人の魂の軌跡を感じます。
そんな空間で友達と異性の話しやら、仕事の話しやら、家族の話しやらを、
したり、されたり、するのは、女子の生活の活力の源であり、
人生を次に正常に繋げる為の儀式だったりするんだろうな、と思いました。
そういう些細な人とのコミュニケーションが、
私たちの人生には何よりも大切なことなのであり、
ないがしろにしてはいけない部分なのだと思います。

「ガラスの仮面」最新巻を読みました。
もはや美内先生は話しを終わらせる為に惰性で作ってるなー、
という感じがむんむんして、最高の盛り上がり部分もあからさますぎて、
恥ずかしくなってしまうほどだったけど、
「ガラスの仮面」の終わりを生きているうちに読みたいという、
ファンの為になんとか終わりに向って書いているのだと思いました。
ただ、私はなんとなく最終回までに誰か一人死ぬな、と思いました。
誰か死なないとバランスが取れないほどの幸福感が、
主人公にすでに与えられているからです。
多分、刺すか刺されるか、もしくは自殺か、という、
泥沼の展開だと予想してます。
ま、この泥沼加減が私は好きなんですが。
ひと昔前の昼ドラのような世界とかたまらないタイプの人であることを、
思い出しました。

「8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」に行きたい。
バイトなので無理なのですが、行ける人は行った方がいいと思います。
むしろ15日が暇な音楽好きが行かない選択をする意味がわかりません。
出演者も素晴らしすぎるし、なによりもただ馬鹿騒ぎをするだけでない、
特別な意味があるからです。

「ハラカミイズム」のようなものを考えていました。
ハラカミさんの番組の再放送を観ながら、
そこに出てくる細部に散りばめられているもの、
例えば、ちくわとか、ごぼうとか、水色のクマとか、
曲名が「おまんじゅうのテーマ」とか、「高校8年生」とか、
テロップの「沢尻エリカに捧ぐ」とか、
そういう色々なハラカミさんの音楽以外のおもしろ世界について、
思いを馳せてみました。
そして、音楽に対するストイックさや、表される飛び抜けて美しい世界。
その世界のバランスについて考えました。
私は亡くなって顕著に表された「ハラカミイズム」研究をして、
存分に影響を受けたいと思います。
適当さの中にある完璧さに。
笑いに、へんてこさに、かわいさに。
ストイックさに、美しさに。

昨日はサカモト教授と坂本美雨のユニット「サカモト兄妹」の
ユーストを観ました。
改めて思ったのは、私のようなアラサー世代の大多数が、
ゲーム音楽を聴いて、小室哲哉の音楽を聴いて、育っているということです。
もはや子守唄に近いものです。なんか安心するものです。
私たちの年代はカラオケに行けば小室氏が作った曲を歌わないことはないということです。
そこにある素晴らしさを抽出して、今、改めて世に表そうとしているのが、
「サカモト兄妹」であり、
そこにはアラサー世界が反応せざるを得ない普遍が
表されるのではないかと思います。
これからもマメにチェックしたいです。
同じ名字だしね。

2011年8月3日水曜日

絶賛被曝中

岡本夏生が表紙のテレビブロスおもしろかったです。
夜が長くて仕方がない女性「よなガール」特集だったのですが、
「森ガール」「山ガール」の如く流行るかもしれません。
「よなガール」について岡本夏生がズバッと回答しているのですが、
それがものすごく爽快です。
もはや岡本夏生を支持せずにはいられません。
ちなみに「森ガール」特集の時の記事も読んだのですが、
その時は湯山玲子氏が「森ガール」について解説してくれておりました。
「草食系男子」に合わせる為に女子が「森ガール」に進化したという説は、
かなり納得しました。
ほかにもDOMMUNE 宇川直宏氏のインタビューや、
大根仁×山下達郎の対談など、見所満載でした。
テレビブロスは1年に2回ぐらい、ぐっとくる特集をするので、
目が離せません。

大友良英さんのラジオのゲストにレイ・ハラカミさんが招かれた時の
ポッドキャスト聴きました。
ものすごく貴重なことを語っていてびっくりしました。
子どもの頃の話しや、家族のこと、
新しい側面をたくさん知ることが出来ました。
こういうことが記録として残ってるってすごいんじゃないかと思います。
それにしてもハラカミさんの声のかっこいいこと。
やっぱり人柄って声に出るな。

そういえば、前にユザーンさんのサイトの質問コーナーで、
ハラカミさんに質問に答えてもらったことがあるので、
それを載せておこうかと思います。

Q:仕事を始めてもすぐに辞めてしまいます。
ひとつの仕事を長く続けるにはどうしたらいいでしょうか?

A:ハラカミです。最初は誰でも慣れないものですよね。
最初からすぐに慣れて、そのままずっと続けられるモノって
飽きやすかったりしますからね。
僕自身も、音楽なんていつだって辞めてやる!
と思いながら、ここまで来てしまいました。
それはひとえに誰かにやらされてる、というよりは、
やりたいからやっている、という気持ちがあった様な気がします。
なんらかの動機をハッキリさせる事さえ出来れば続くのではないかなあと。
あれ?マジメな事しか書いてないですね。

他の回答はだいたいふざけていたのに、
すごく真面目に答えてもらいました。
それにしてもハラカミさんが「音楽なんていつだって辞めてやる!」
って思っていたのが意外です。
どんな気持ちでどんな風に音楽と向き合っていたのか、
音楽を聴いてるだけだと解らない、
ハラカミさんの深い部分を垣間みえた言葉だと思いました。
今となってはその真相も聞くことはもう出来ないですが、
ハラカミさんという人は稀に見る素晴らしい音楽家だったことは、
間違いないと思いました。


※追記 「いつだって辞めてやる!」というのは、
ハラカミさんが音楽に慣れてしまっていたということかな?
と、今頃思いました。


タイトルは福島から配信していた時にハラカミさんがつぶやいていた言葉です。
とてもハラカミさんらしい言葉で、とても印象に残っています。
ラジオでハラカミさんのバックグラウンドを聞くと、
ますますこの言葉をあの時どんな気持ちでつぶやいたのか、
深く重たい言葉として感じられます。
きっと誰よりも「放射能」であり、「被曝する」という事に、
ものすごく敏感だったんだと思いました。
何か因果というか、運命的なものも感じつつ、
原発の問題に向き合っておられたのではないかと思います。
本当に惜しい人を亡くしてしまったと思いますが、
この世に残された私たちはハラカミさんが訴えたかったことを、
受け止めることができます。
そして確かな知識を持つ努力をして、
この世界がより住みやすい世の中になるように、
情報を発信していくことが可能です。
「よりよい世界を」
私たちは常にそれを目指して行動をして、
死んだ人たちの分まで死ぬまで生きていくのだと思いました。


これラジオで大友さんとハラカミさんが好きだって言ってた曲、たぶん。
私もラジオではないけど、小さい頃やたら早起きして、
画面が砂嵐の状態からテレビの前で待機してテレビの始まりの音聴いてたな〜
と思い出した。

夢か幻覚

昨日寝ぼけ眼で猫の幽霊もしくは幻覚をみました。
真夜中ふと目が覚めてぼんやり目を開けると知らない猫がベッドに座っていて、
「え!」と思ってしっかりと目を開けると、
その猫は消えて、その奥に飼っている猫が横になっていました。
また、数分後に同じような状態になって、
ふと目を開けるとさっきと同じ知らない猫が居て、ぎょっとしました。
そしてまた目を凝らしてみると見えなくなる…。
ただの幻覚かもしれないけれど、
こんなことは今までで初めてのことです。
寝てるか起きてるかよくわからない状態っていうのが、
ポイントみたいです。
また、猫見れるといいな。

少し前エイミー・ワインハウスが27歳で亡くなったけれど、
「rehab」という曲がめちゃくちゃかっこよかった。
ところで27歳って私より年下なんだわー、
ということに驚きました。
薬物依存、アル中、整形、豊胸、と
スキャンダラスにもほどがあると思いましたが、
悲しくて醜く、そしてどうしようもなく美しいと思いました。
人は死んで初めてその人のことが見えてくるものがあると思います。
それがその人がもたらす遺産なのでしょう。


エイミー・ワインハウスと並べるのもあれですが、
レイハラカミさんが歌う美空ひばりの名曲「愛燦燦」も異常に染みます。
この染み込み具合は異常です。
ずるいです。
歌詞とか読んだらもはや泣くしかないです。
愛燦燦 美空ひばり 歌詞情報 - goo 音楽



最近死んだ人のことばかり考えてて、
自分が生きてるのか死んでるのかよくわからない、
曖昧なところを漂ってるような気がする。
死がものすごく近い。
死はこんなに近かったんだということを、
改めて感じている。