2010年11月10日水曜日

プラスティック・ポエム

突然ですが、ブログのタイトル等を変更しました。
一貫してお笑い志向でいけるかなと思ったのですが、
やっぱりそんな事ができるはずもなく、
日々暗い事、苦しい事、悲しい事が頭の中を通過する訳で、
とはいえ、その状態がずっと続くという訳でもなく、
忘れてテレビをみて笑ったり、友達と馬鹿話はするし、
ご飯はおいしいし、相変わらず支離滅裂に人生は経過して行く。

『アヒルの子』という映画がある。
公式サイトhttp://ahiru-no-ko.com/
予告編を観ただけで号泣した。
観たいと思ったのだけど、名古屋はすでに終わっているし、
三重県のどこかの映画館で是非上映してもらいたいけれど、
なかなか難しそうな内容だ。
しかしやるべきだと思う。
本当に人を癒す事はこんな風にしか出来ない。

それにしても改めて三重県ってほんとおもしろい。
伊勢神宮×秘宝館×ヤマギシ。
世界の坩堝だとおもう。
この土地に一体なにがあるんだろう。
三重県津市出身の浅田政志という写真家は『浅田家』という
研ぎすまされた家族愛のカタチを写真に残し、
『アヒルの子』の上野さやか監督は三重県伊賀市で発足したヤマギシ会の学校に居た。
そして大人になって家族とぶつかった。
親に傷つけられた自尊心をもう一度手に入れるためにに立ち向かった。
私たちは多かれ少なかれはねじ曲がって成長する。
村上春樹の1Q84も親に傷つけられた子どもが自尊心を取り戻す物語とも言える。

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