本日のホットな記事。
中日新聞より抜粋。
『猫舌スーパープレー!? 素早く作った水柱でごくり』
猫が舌先でぴちゃぴちゃと器用に水を飲むメカニズムを、米マサチューセッツ工科大などの研究チームが高速度ビデオ撮影で詳細に解明し、11日付け米科学誌サイエンス電子版に発表した。猫は犬のように舌先を丸めて水をすくい取るのではなく、舌先を手前側にJの字形に丸めて水面に浸した後、素早く引き上げて細い水柱を作り、タイミング良く口を閉じて飲むことが分かった。猫10匹の実験結果では、舌先を水面から引き上げる速さは秒速78センチで、水柱にして飲める量は1回当たり0,14ml程度。一秒間に3,5回のハイピッチで舌先に水を浸していた。このメカニズムは、水を柱状にして引き上げる慣性力と、水が落ちようとする重力のバランスで成り立っている。猫だけでなく、トラやライオン、ジャガーなどネコ科計8種共通して、この慣性力と重力の比率が1対1に近かった。大柄で舌が大きい種ほど、舌の動きのピッチが遅かった。研究チームは、舌先を模した小さなガラス円盤(直径2,5〜5㎜)を水面に浸してから引き上げる実験も行い、水柱ができる様子を測定した。研究成果は、動物に似せたロボットを開発するのにも役立つという。
こういう記事を読むと人間てなんてくだらなくてなんて素晴らしいんだろうと思う。
エネルギーを注ぐ対象は本当に様々だ。
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