2010年11月21日日曜日

夢の競演

年末に向けてのわくわく感が盛り上がってきた。
クリスマスケーキはどうしようか、とか、
おせちはどこのにしようか、とか、
そういうことを考えているだけでウキウキしてしまう。

世界から戦争はなくならないし、学校でのいじめも消えない、
家庭内の不和もある、理不尽な悪意もある、感情も暴走する、自殺もする。

そんな世の中にも年末年始というものは少しずつ近づいてきて、
クリスマスのメロディーが街に流れ人々は否応にも浮き足立つ。

私はそんな世界に住んでいることに、時々変な気分になるけど、
私には家族が居て、友達が居て、住んでる町があって、
穏やかにそしてささやかにそこに暮らしている。

音信不通の弟から父に連絡があった。
元気にしている、とのこと。
父は久しぶりの息子の声を聴いて思わず泣いてしまったそうだ。
仕事中、船の上で、エンジンの音で電話の声が聞き取りづらい中、
一生懸命その存在を確認した2分弱の時間。
家族の一人と一切連絡が取れない状況は、
やはり他の家族にとって不自然な状態だったことに気がつかされる。
私たち家族は弟の存在の無事を確認して、
なにかとても柔らかい空気になった。
今まで気がつかなかったのか、もしくは見て見ぬふりをして、
平気な顔をして生きていたのか、私達は言葉にださなくても、
弟のことで常に心に引っかかるものがあったのだ。
近い未来、弟に会う日がくるといい。
色々なことが「私たちには必要なことだったんだよね」と、
それぞれの心の中で分かりあえる日が来るといい。
それは私たち家族だけではなくて、全ての家族に言える事だ。
そんな事を日々祈りながら生きていきたいと思う。
この世をなんとか乗り切っていこう。みんなで。

私は家族について考える。
そしてこれからも家族について考えるだろう。

というわけで今日は、
アンダーワールドと、電気グルーヴと、相対性理論の
お三方に締めて頂きましょう。
夢の競演です。







最高ですねー。

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