2011年2月25日金曜日

真夜中の映画館

とりあえず借りてきたDVD2本のうち
「恋の門」と「自虐の詩」を観る。

どちらも松尾スズキが出ていた。
そして「恋の門」は松尾スズキが監督&脚本。

「恋の門」は、随分昔に漫画で読んだ事があり、
「そういえばこんな内容だったなぁ。」と、
懐かしく思い出したりした。
酒井若菜を久しぶりに観て、今なにしてるんだろう?
と、思ったのであとでネットで調べてみるつもり。
漫画自体がおもしろいのか、おもしろくないのか、
曖昧なところだったのだけど、映画もそんなかんじだった。
今は亡き忌野清志郎の元気な姿が観れたのがよかった。
あと、さり気なく出てた安野モヨコと庵野秀明とかよかった。
星みっつぐらい。

「自虐の詩」は、半分ぐらいギャグなのかと思って借りたら、
3分の2以上が泣ける話で、ティッシュの消費量が半端なかった。
予想してなかったので、ほんと、びっくりした。
そして中谷美紀の演技がすごい。
あんなに美人なのに、あんなに貧乏臭い風になるのって、
実は相当難しいのではないかと思う。
これは続いて観るつもりの「嫌われ松子の一生」が楽しみだ。
やっぱり美人がぶっ壊れてる姿を見るのはなんか爽快だ。

気がつけば夜中の2時だ。
私はだいたい12時には寝てしまう人なのだけど、
近頃はちょっと夜型人間になってみようかと思う。
だいたい何かを創作する人たちは、
夜中に創るという意見をよく聞くし。
もしかしたら夜中は、何かが暗闇の中をうようよと蠢いていて、
ちょっとした拍子に何かが取り憑いて、
自然とタイピングしてしまったりするのかもしれないと思うと、
俄然夜のほうが楽しいだろう。
しかし、今日はさっき映画を観て思う存分に泣きはらしてしまったので、
少しまぶたもつかれているし、そろそろ寝てしまおうと思う。

何かを書き終わった後の空っぽ感が私は好きだし、
その感覚にもっとどん欲になってもいい気がする。
よし、より動物っぽくなろう。

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