結局、図書館は2時間ぐらいで引き上げ、
お腹がすいたのでご飯を食べようと思って、
前々から狙っていたオサレな洋食屋に行ってみたけど満席で入れず、
適当に目に入ったうどん屋にいって、
肉団子やもやし炒めがおかずの定食650円を頼みお腹を満たし、
会社に行って出来上がったフライヤーを受け取り、
風が強くて外に出るのが嫌になり30分ぐらい車の中でぼーっとして、
じゃがりこの新商品アンチョビ&ガーリックに感激しつつ、
本屋に向かった。
snoozerの七尾旅人3万字インタビューと、
MUSICAの山口一郎と星野源の対談を立ち読み。
まず七尾旅人の3万字インタビューはものすごい読みごたえだった。
ほんとうは去年の8月に掲載される予定で、
半年遅れで誌面に掲載されたのだけど、
「それはそうなるかもな」
と思わせるぐらいに、内容が濃密で、ライター魂削ったな、
というのが伝わってきた。
田舎で友達もいなくて鬱屈してすごしていた少年時代とか、
若い両親の荒れ方とか、祖母との関係とか、
そういう諸々の田舎独特の閉鎖された空気感がよく伝わってくる。
本当に今のミュージシャンでは希有なぐらいに、
底辺から自力で這い上がってきた人なんだな、
というのがわかる。
宗教との関わり方もぐっとくるものがあった。
読んでよかったなー、と心から思った。
サカナクション山口一郎とサケロック星野源の対談もおもしろかった。
私たちの時代の私たちのポップミュージック。
それを表している二人の対談は本当に興味深かった。
二人とも孤独と仲良くしてる感じがいいと思った。
彼らの孤独の時間は愛が満ちている気がした。
一人で生きて一人で死ぬ。
それは絶望でもなんでもなく当たり前のことで、
それを悲しむ必要なんて何もない気がした。
そしてやっぱり言葉がうまいと思った。
ポップに私たちが求めている言葉を言葉にしているということ。
それは、音楽をやっている人たちのほうが敏感で、
リアルタイムに発信しているかもしれないと思った。
音楽みたいな文章でありたいなー。
それで音楽には出来ないことを、
伝えきれないことを伝えられたら、
なんてことを、横柄にも考えさせられた。
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