2010年12月15日水曜日

不気味な動き

「東京都青少年育成条例」というのが可決されそうなんだそうで。
なにかバックに変な思惑がある気がして気持ち悪いのだけど、
ほんとに馬鹿でつまんない大人がたくさんいるんだなぁ、とあきれる。
そんな風に人の欲望にフタをしたって、
どこかでまた違う形で噴き出してくるのに。
妙な理想ばっかり掲げて、押し付けて、
それで世の中の性犯罪が減ったらいいけど、
減る気がしない。むしろ増えるんではないだろうか。
一番の迷惑を被るのは生身の女だ。
いつぞやのニュースで、すごい数の男女が参加した、
アルコール薬物なしの乱交パーティ(屋内)の情報を聞きつけた警察が、
その現場に踏み込んだという話もきいたけどそれも妙な話である。
そりゃあ世の中には乱交が趣味だという人もいるだろう。
そんなのほっとけばいいのだ。
警察とか公務員とか「自分が正義だ」と思い込んでいる人ほど、
とんちんかんで浅はかな判断しか下せない。
そしてそんな奴ほど、そういう世界を一度知ってしまうと、
のめり込んで人生を駄目にしたりするのだ。

その話しの流れで思い出したのが下の動画。
森達也の「放送禁止歌」ドキュメンタリー。
放送禁止であると判断を下す人間が見えてこないのが恐ろしい。
テレビで頻繁で言われる「内閣支持率」というものと、
同じぐらい不明瞭で不気味だ。
実はこの動画で高田渡を初めて聴いたけど、
おもしろい歌うたってたんだなぁ。
私の中で「放送禁止歌」を歌っていた男性フォークシンガーとして、
インプットされてしまった。

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