真実は美しい。
もちろん私の言う真実とは私の中の真実であって、
他人の真実はどうなっているのか知らない。
きっと真実は、すごく孤高で、他を寄せつけず、
かつシンプルで、圧倒的に力強いものだと思うのです。
平安時代のころから、恋の歌は詠まれているのであって、
日本人はそういうものがとても好きなのだと思った。
魂に染み付いているなにかがある。
ほとんどの事は時間が経てば忘れる。
でもちっとも忘れられないことがある。
執着しなければもっと楽に生きていける事を知っているのに、
ずっと執着し続ける。
毎日会っていたり会いたい時に会えてしまうと、
そんな風にはならない。
誰かにずっと恋し続けるには、
ずっと会わないし連絡もしない、
というのがきっと一番いいのだろう。
思えば随分長い間、ドキドキしたり苦しんだりしている。
普通そんなことはあり得ない。
好きになって付き合って毎日会ってそれで終わりだ。
自分でも不思議な世界を生きているなぁ、と思う。
しかし、私はそれがいいのだと思う。
それが日々瑞々しく居るエネルギーになるからだ。
こないだ「スイートリトルライズ」という映画をDVDで観て、
中谷美紀がすごくきれいだなーと思っていると、
ぽっちゃりめの女優さんが出てきて、
「だれだろう?」と思ったら池脇千鶴でびっくりした。
ほんとに太っていた。
でもだらしなく太っていた分めちゃくちゃリアルでエロかった。
たぶんそれを狙っているんだろう。
池脇千鶴といえば「ジョゼと虎と魚たち」を観てないな、
ということに気がつき、さっそくDVDをレンタルした。
この映画は妻夫木のキスがエロいと評判で「どんなものだろう」と、
ワクワクしながら観たらほんとにエロかった。
そして池脇千鶴はがっつり脱いで、完全に乳を出していたので
ある意味「ノルウェイの森」よりも見応えがあった。
次は星野源と坂井真紀との絡みを観る為に、
「ノン子36歳(家事手伝い)」をレンタルしたいのだけど、
地元のレンタルビデオ屋にはなぜか置いていない。
2010年の年末はやたら恋愛映画ばかり観てきたけれども、
結局、人ってすごく孤独だなーと思わせる内容が多かった。
というか、自分がそういうものを感じ取っていた。
「人は大切なものを守る為に嘘をつく」とか、
「自分を確かめる為に恋に落ちる」とか、
なるほどなーと思う言葉をたくさん見つけたように思う。
私たちはひとつひとつ自分の正体を知る為に、
溢れ出る感情のままに行動を起こすのだろう。
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