2010年12月30日木曜日

割り切れない部分

真実は美しい。
もちろん私の言う真実とは私の中の真実であって、
他人の真実はどうなっているのか知らない。
きっと真実は、すごく孤高で、他を寄せつけず、
かつシンプルで、圧倒的に力強いものだと思うのです。

平安時代のころから、恋の歌は詠まれているのであって、
日本人はそういうものがとても好きなのだと思った。
魂に染み付いているなにかがある。

ほとんどの事は時間が経てば忘れる。
でもちっとも忘れられないことがある。
執着しなければもっと楽に生きていける事を知っているのに、
ずっと執着し続ける。
毎日会っていたり会いたい時に会えてしまうと、
そんな風にはならない。
誰かにずっと恋し続けるには、
ずっと会わないし連絡もしない、
というのがきっと一番いいのだろう。
思えば随分長い間、ドキドキしたり苦しんだりしている。
普通そんなことはあり得ない。
好きになって付き合って毎日会ってそれで終わりだ。
自分でも不思議な世界を生きているなぁ、と思う。
しかし、私はそれがいいのだと思う。
それが日々瑞々しく居るエネルギーになるからだ。

こないだ「スイートリトルライズ」という映画をDVDで観て、
中谷美紀がすごくきれいだなーと思っていると、
ぽっちゃりめの女優さんが出てきて、
「だれだろう?」と思ったら池脇千鶴でびっくりした。
ほんとに太っていた。
でもだらしなく太っていた分めちゃくちゃリアルでエロかった。
たぶんそれを狙っているんだろう。
池脇千鶴といえば「ジョゼと虎と魚たち」を観てないな、
ということに気がつき、さっそくDVDをレンタルした。
この映画は妻夫木のキスがエロいと評判で「どんなものだろう」と、
ワクワクしながら観たらほんとにエロかった。
そして池脇千鶴はがっつり脱いで、完全に乳を出していたので
ある意味「ノルウェイの森」よりも見応えがあった。
次は星野源と坂井真紀との絡みを観る為に、
「ノン子36歳(家事手伝い)」をレンタルしたいのだけど、
地元のレンタルビデオ屋にはなぜか置いていない。

2010年の年末はやたら恋愛映画ばかり観てきたけれども、
結局、人ってすごく孤独だなーと思わせる内容が多かった。
というか、自分がそういうものを感じ取っていた。

「人は大切なものを守る為に嘘をつく」とか、
「自分を確かめる為に恋に落ちる」とか、
なるほどなーと思う言葉をたくさん見つけたように思う。
私たちはひとつひとつ自分の正体を知る為に、
溢れ出る感情のままに行動を起こすのだろう。

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