「そうか、全部自分が引き寄せてるんだ」
と、思ったら、昔の事などを思い返してみたくなった。
欲しいものはすぐに目の前に現れた。
そしてそれなりの満足感を私に与えてくれた。
そんなことを繰り返して生きている、
ということに気がついた。
一体何に不満を持ったり、
つまらないと毒づいたり、
することがあるだろう。
全てには表があり、裏がある。
光があれば、闇がある。
それで当たり前なのだ。
そんな当たり前のことを無視して、
子どもみたいにダダをこねてばかりだったんだ。
私はちゃんと大人になれるだろうか。
生きている事を受け入れて、
今まで出会ってきたことを受け入れて、
これからの人生を受け入れられるだろうか。
黙って、じっと物事を見据えて、
そっと笑っていられるだろうか。
じわじわと世界を拡大させて、
どっしりとしたひとつの宇宙になれるだろうか。
自分を許して、他人も許せるだろうか。
大きく、静かに息を吸って、
言葉をとめる。
沈黙の間に深まる世界がたしかにある。
ぐん、と濃くなる。
そんな時は言葉なんて要らない。
黙って、ただ目の前に見える景色を体に刻み付けて、
余計なことは考えないで、
ベッドにもぐるのよ。
いったん死んで、朝になったら新しく生き返るの。
0 件のコメント:
コメントを投稿