2011年3月18日金曜日

むにゃむにゃ

千葉の友達から電話がかかってきた。
今日はじめて停電になったらしい。
トイレが使えなくなったり、
お風呂も銭湯に行ったそうだ。
電話している間にも二回余震があった。
たった二週間前、
あんなに無邪気に笑い合っていたのにね。
そんなことを話した。

毎日緊張して、
頑張んなきゃって余計なところに力が入っていて、
人々は疲れている。
そろそろ不安が心の隙間に入り込む。

まだまだ先は長い。
むしろ始まったばかりだろう。

あああああああああああああああ。

ああ。

あいしている。

つまらなくて、汚くて、卑しくて、冷めてて、
はっきり言って、中の下、以下の人間だけど、

あいしている。

心の底から人にそうやって言えるだろうか。

明日が見えなくて、
平穏無事じゃいられないことを知った今、
そんなことを考えている。

人生は長い。
けど、短い。
そして必ず終わる。

日々は、そして時間は、
いつだって甘い砂糖水のようなものでなくてはならない。
最上の夢。

世界はうすい黄色。
もしくはうすい水色。

他の世界はどうだろう。

私のこうしたい、
はそのままカタチにしてもいいのかな。

ぼくはどうやったらぼくになれる。

もう世界はギリギリのところにきているから、
もうぼくもギリギリのところにいかなくちゃ。

思い込みが、呪いが、とけないよ。
鎖がからまって身動きとれない。

少しずつ少しずつ、
こんがらがった糸をほぐすように、
謎を解くのよ。

私が欲しいのはただひとつ。

からまった糸をほぐす呪文なの。

それは、音楽でも言葉でもいい。

少しずつ自由になりたいの。

それを必死にさがしているの。

ほんとうを知りたいの。

ほんとうを知ったら、ほんとうになれるから。

ただそれだけを信じているのよ。

君の力が必要だから。

お願いだから君が持ってる秘密を今すぐ私に教えて。

そうしたら次の世界にいけるのよ。

そうしたら私たちはもっと自由になれるのよ。

ねぇ、お願い。

キレイな世界がみたいの。

私が生きているのはただそれだけなの。

キレイな世界がみれなくなったら死んでしまうの。

どんどん真っ黒いやつに吞み込まれてしまうの。

どうか、わたしを助けて。

おねがい。

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