2011年3月18日金曜日

おばあちゃん

今日は糸井重里さんの嫁が樋口可南子さんであること知ったり、
いつもホームページをのぞいているショップのモデル兼デザイナーの子が、
タムくんの嫁であったり、なんか色々びっくりしたり、腑に落ちたりした。

昼間、急に風呂場とトイレを掃除したくなって、
1時間ばかり無心で掃除した。
掃除している最中ずっとおばあちゃんのことを思っていて、
といっても、私が産まれる前に死んだおばあちゃんだから、
会ったことはないのだけど、
おばあちゃんだったらこんな風に掃除するんだろうとか、
おばあちゃんはこんな気持ちで暮らしていたに違いないとか、
そんなことを思っていた。
そういえばお彼岸だし、おばあちゃんが来てるのかもしれないな、
と思って、掃除が終わったら続けて、
冷蔵庫の余り物で簡単な料理を作ってみたりした。
じゃがいもをすりおろして、もちもちのチヂミを焼いたり、
キャベツを味噌とにんにくであえたり、
ごはんも余っていたから、チャーハンにしたりした。
お母さんと一緒に食べていたら、お母さんが夢の話をしてきた。
おじいちゃんとおばあちゃんとキノコを取りにいく夢を見たんだそうだ。
私もおばあちゃんの事を考えながら掃除したことを言った。
そしたらなぜか涙が溢れ出てきた。
私はおばあちゃんに会った事がない。
お母さんの口からおばあちゃんの話を聞いた事があるから、
おばあちゃんはきっとこういうことを考えていたに違いないって想像する。
会った事が無いのに、なぜかよく知っている気になっている。
おばあちゃんは理想のおばあちゃんだ。
働き者で、愚痴も言わないで、いつも体を動かしている。
動いていないと居られない。
おばあちゃんみたいに色々なことを当たり前のこととして、
受け入れて、きちんと家を回していけたらいいと思う。
おばあちゃんの孫だからきっと大丈夫ってそう思える。
おばあちゃんを思うとすごく安心する。
私はたくさんの先祖の思いが折り重なってここに居るんだなー、
ってことを実感する。
会ったことのないおばあちゃんを、
心の支えにして、これからも私は生きていくんだと思う。

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