2011年3月21日月曜日

突っ走ったもの勝ち


「人生は突っ走ったもの勝ちである。」
と、誰が言ったか言わないか、
対象はなんでもいい、
なにかに情熱を一途に燃やし続けることが出来る人間は勝ちである。
と、私はおもう。
そういうエネルギーが人を動かし、
世の中はまわっている。

昨日のサカナクション山口一郎さんとサケロックの星野源さんの、
ユーストリームについて朝から考えていたのだけど、
二人ともいろいろなジャンルを飛び越えたいという意思があって、
それがなんとなくいいなーと改めて思った。
お互い持っていないところを持っているというのもあるし、
(いい意味でのメジャー感とマイナー感とか。)
二人の関係がとてもいい時期で、いいエネルギーを発していて、
それを私たちがユーストリームで共有できる、
というのがおもしろい。

星野源さんが好きなもので、
「京都アニメーション」というのがあって、
ちょっと調べてみたところ、
「けいおん」、「涼宮ハルヒの憂鬱」とかをアニメにしてる会社なのだけど、
「ああ、アニメってこういう感じの空気感もできるのね」
とちょっと発見というか、自分の中で広がっていく何かがある。
東京の秋葉原や、名古屋の大須にはない、
京都ならではの空気感で作られたアニメ。
色はパステルカラー。どこまでも甘い。
そこはまた世間から隔離された密閉された世界なのだけど、
他のオタク文化と比べて入りやすい空気がある。
地震以降なんとなく、
「誰も傷つかない王国はどこにあるのか」
というのがあって、そこは私が求めている王国の空気があった。

でもやっぱり何がすごいって、
それを星野源さん経由で知るというのがすごいのだ。
きっとそういう風にして新しい情報が色々な人たちに広まって、
再認識されて、文化というものは、
ますます活性化されていくのではないかと思う。

閉じこもって密閉して、
汚いものが入ってこれないような世界を、
入ってきたとしても消えてなくなってしまうか、
逃げ出してしまうような、
ぞっとするぐらい潔癖な世界を、
いつかみてみたいなーとおもう。

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