2011年3月24日木曜日

コロス夢


昨日は父親を殺す夢を見てしまった。
ほんとうに生々しくて、おそろしくて、
最低の目覚めだったのだけど、
念のため夢占いをしてみたところ、
誰かを殺す夢はどうやらいい夢のようだった。
ちなみに以前は夢の中で母を殺した事もある。
私は夢で両親を殺している。
それは、両親からのしがらみから逃れる為の夢だ。
両親が私に抱いていた思い込み、
それに無意識にしたがってしまう子の苛立ち。
情けないけど、
私はずっとそういうものと闘っていたのだと思う。

包丁を持って刺す。首を絞める。
それを実際に行動に移してしまったら犯罪だけど、
何かに対するそういう気持ちは、
どこかで昇華するべきなのだと思う。
「死ね」というとき、
一体なにを殺したいのかはっきりさせるべきだ。
そしてきちんと出していくこと。
人間はキレイな部分だけで生きられない。

私はまるで宗教的な意味合いの持つ神聖な儀式のひとつのように、
夢の中で母を殺し、父を殺した。
そういうのを表した絵があってもいいと思う。
子どもが包丁を持って、大人を刺す。
わたしが親を殺したように、
いずれ自分の子どもにも刺されるだろう。
そしたら「大きくなったね」と頭をなでてやるのだ。

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