2011年4月26日火曜日

エガちゃんに学ぶ

コバルトヤドクガエルくんです

昨日は馴染みのアクセサリー屋さんに行ったり、
ハローワーク(職安)行ったり、
ブックオフ行ったり、なんか思い出したり、忘れたり、
缶ビールと新種のポテトチップスを食べたり、
ニコニコ動画で「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」を見たりした。
そして今朝は狂ったように掃除をした。
テレビしか観ない生活を送っている母親を見ていると、
「体は動かせるうちにちゃんと動かさなくては」と、
変な汗が出るほどの強迫観念に襲われるのだ。
母親は私が知っている人間の中で一番の駄目女である。
この私が「駄目だ」と思うということは相当駄目だということだ。
一番の駄目女のすぐ側で暮らしていて、
しかも一緒に生活をしているとなるとこれは尋常ではない恐怖感である。
「駄目人間」が放つ負のエネルギーに吞み込まれていく。
駄目人間の棺桶に片足を突っ込んでいる。
生きながらも、じわじわと首を絞められているような状態。
そういう日々。

馴染みのアクセサリー屋の女の子に、
「八丈島に行くんだ。メンバー私以外男子なんだけどね。」
と話をしたら、
「まわされにいくの?」
とサラっと返してきた。
そういう感じになるのか。そんなダイレクトにそうくるか。
とビクビクした。
本当にいよいよ私が女であるという事が呪わしくなる。
なんか死にたい。誰も悪くない。がこの不条理さはなんだ。
さわやかに、どこまでもさわやかに、そして子どものような無邪気さで、
私は旅行を楽しもうと思っているし、
そういう男と女のぐちゃぐちゃした感じを一切排除した、
世界を見ようと思っているのに、
大人になればなるほど、男と女のぐちゃぐちゃな世界がインプットされる。
もちろん私も知らないわけではないが、
無性にそういう世界を嫌悪したくなることがある。
男でもなく女でもない生き物になりたい。

佐野洋子さんの「100万回生きた猫」の内容が気になったので、
ブックオフで買った。
子どもの頃読んだ事あったのだけど、
何がおもしろいのかよくわからなくて、
改めてこの歳になって読んだらすごくいい内容だった。
西原理恵子さんの世界と通ずるものも感じる。
そういえば、リリー・フランキーさんと西原理恵子さんと佐野洋子さんの、
対談本もあったので今度読んでみようと思う。
なにか似ている3人なのだろう。

家に帰ってビールとポテトチップスを食べて、
ニコニコ動画で「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」を観る。
江頭2:50は結構前から絶対いい人だな、と思っていたのだけど、
最近はそれが顕著に現れてきていてみんなからも認められてきてうれしい。
エガちゃんの存在の有り様とうか、生き様というのは、
本当に常に全力でやっていて、目のつけどころというか、
アポなしでどこかに出掛けるときなどは神懸かり的なものがある。
パナウェーブとか、福島とか、北朝鮮から砲撃を受けた韓国の延坪島とか、
とにかく、「そのタイミングでそこに行くか?」ということを、
現実にやってしまうのがすごいとおもう。
何も計算せずにとにかくやってしまおう!とう純粋な気持ちや、
「ああ、この人ほんとの本気でやってるんだな。」という気迫が伝わってくる。
そういう姿には圧倒される。
どうしようもない下ネタや、本気で気持ち悪い事や、
他人が嫌われるようなことも知っていて、
でも躊躇することなく、どんどんやってしまう姿なども、
ちょっと泣けてしまうぐらいだ。
もちろん本人は他人からそんなことされたら終わりだと思ってるんだろうけど。
エガちゃんがこの世界でほんとにやりたかった事や、
言いたかった事は、きっと彼がこの世を去った時に伝わる。
でも解る人はちょっとずつ解ってきているんだろう。
とは言え、近くに居たら迷惑だけど。
エガちゃんを見てる途中でホンマタカシなど、
写真家さんが出てるテレビがやってることに気がついたけど、
エガちゃんを見続けてしまった。
というか、エガちゃんの世界からホンマタカシさんの世界に、
どうしても入って行きづらかったのだ。
水曜日に再放送があるということなので、
忘れずにチェックしよう。

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