2011年4月13日水曜日
最高宝
↑この写真は「金字塔」のジャケ。
中村一義のベストアルバム「最高宝」がアマゾンより我が家に届きました。
すげーすげーすげーイイ!!
特にここのところものすごいぐちゃーとなってて、
死人の声まで聞いていしまう始末だったんだけど、
まじで中村一義に救われた。
音楽のすごさに久々に本気で感動した。
精神的下痢状態というか、
この世の何を見ても何を聴いても揺さぶられなくて、
ああもうこの世界で生きていけなくて、
あっち側に行っちゃうのかなぁ、まぁ、それはそれでいいかな、
と思っていたんだけど、中村一義の声は音楽はしっかり入ってきた。
歌詞がぜんぶ今のわたしが必要なやつばっかりだった。
この人の音楽を必死に聴いてた頃の自分を思い出して、
「そうそう自分てこういう単純でおもしろいやつだった」
ていうのが蘇ってきて、
ほんともう、なんていうか、中村一義ありがとう!愛してる!
ていうテンション。
まるきりあの頃の自分に戻る事は出来ないし、
別に戻りたいとも思わないんだけど、
人生の色々に疲れた時に、
ああいう自分が過去の自分の一部分にあったという事実を思い出す事は、
単純に自分自身を支えてくれる。
私の20歳、21歳が中村一義と共にあってよかった。
ヘロヘロで空っぽの自分に見事にエネルギー注入されたよ。
ちなみにこのアルバムは二枚組で、
一枚目が中村一義ソロ、二枚目が100sのベスト盤という構成。
一枚目の選曲者が、
曽我部恵一 「犬と猫」
岸田繁 「ここにいる」
世界のナベアツ 「永遠なるもの」
の順番には驚いたな。
こないだラジオで星野源が「ここにいる」の思い入れを語り、
かけてたけど、やっぱり才能ある人はこの曲の歌詞に反応しちゃうんだな。
二枚目の100sは普通にいいと思うんだけど、
中村一義色がガッツリ聴けるのは、ソロ名義の曲たち。
やっぱ若さゆえのドストレート最高。
かっこいいとか、かっこ悪いとか超越しちゃってる。
ただ天才だと認めざるを得ないんだよなぁ。
あ、でも100sの「つたえるよ」って曲はすごくいいな。
選曲者はエレキコミックのやついいちろうだった。
しばらく中村一義漬けで生きていこう。
そしたらきっと何か見える。
あの頃何かを見ていたように。
というか、中村一義って、
たまたまパソコンから消えてて聴けてなかっただけで、
それで久しぶりに手に入ったから感動して聴いてるけど、
タイミングですごく大事だと思った。
たぶん、このタイミングで聴いた中村一義のこの感じは、
一生忘れないとおもう。
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