2011年4月24日日曜日
ヤドクガエル
いつも使っているスーパーに行ったら、
ガチャガチャコーナーが新たに設置されていたので、
久しぶりにガチャガチャをやった。
ヤドクガエルのマグネット。
すごいキレイなブルー。
あと2、3回はやってしまいそうな気がする。
目的通り水とか鶏肉とか買って家に帰る途中にみた夕日が異常にキレイで、
異常にキレイなものを偶然見てしまった時というのは、
「みてみて、夕日がキレイだよ」という風に誰かに言いたくなるもので、
そういうときに私は単純に他人の存在が必要だとしみじみする。
おいしいものを食べた時や、おもしろい漫画を見つけた時、
日常の中にあるささやかなきらめきを他人と共有したい欲望が自然とある。
なんかそんなことを改めて認識した。
ゴールデンウィークに八丈島に行く。
船で片道12時間かけて行って、島に2泊して、また12時間かけて帰ってくる。
4人で行くけど私以外男子である。
男子というのはものすごく気が楽である。
とことんくだらない話をして、UNOとかやって、
ひたすら、ちんたら過ごすのだと思う。
私は基本的に男子が好きである。
妄想に妄想を重ね、どんどん飛躍する馬鹿話など最高である。
そういう部分は愛すべき男子だと思うのだけど、
猛烈に嫌悪する部分もある。
人をコントロールしようとしたり、何かを決めつけていたり、
やっぱり女子を下に見ていたり、力でねじふせようとしたり、
そういうところを感じると私の気持ちは豹変する。
だからそんなに深く付き合わないのが一番いい。
ほどほどの距離感で、ほどほどに馬鹿話する感じがいいのだ。
大学時代から保ってきた関係だ。
色々と壊したがる私だけど、この繋がりは壊したくないと思っている。
今のところ。今のところというのは、いつ何時壊しにかかるかわからないからだ。
そういう不安定さというか、予測不能なものを持っているのが、
人間である。
私という人間もやはり、自然の一部分なのだろう。
いくら理性があると言っても、止められない心の動きがあり、
あらかじめ色々なことが決められた生き物なのだとおもう。
人は新たに何かを獲得するのではなく、
本来持っているものを発掘し続けているだけである。
堀文子さんの絵に「八丈島」というタイトルの作品がある。
古代文明を思わせる不思議な絵である。
これも何かの繋がりだと思って八丈島をみてこようとおもう。
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