イケムラレイコさんという方がおられる。
津市出身でドイツで活躍している彫刻家であり絵描きである。
この方の展覧会が11月に県立美術館で行われるのだけど、
すごく楽しみである。
こんな風に絵に関心が集まっている私だけど、
そろそろ考える事をやめたいのだとおもう。
考えるというよりも、深く潜る。そして感じる。
私という生命体が今後一体どんな動きで世界をみようとしているのか、
それは本人にもわからない。
ただこれでいいんだとおもう。
そして感じた命の形跡を、
何かの形で残してゆけたらとおもう。
ぐーんと、すごい勢いでどこかに引っ張られていって、
普段の景色がみえなくなる。とおくなる。
この感覚が生きてる感覚で何よりも好きなのだ。
私はこの世に産まれてこのかた、
誰かにどこかに連れていってもらえるのを待っていたのだ。
それは人でなくてもいい。
むしろ人でない方がいい。
人は自分のいい風にしか扱ってくれないから。
よかった。やっと私にも迎えがきたみたいだ。
しばらくこの感じが続きますように。
そしてその風景を忘れないように何かに記してゆこう。
きちんと。丁寧に。
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